■
10月初め セイタカアワダチソウの蕾が膨らみ始める頃、ごみステーションのネットの間から、顔を出している濃いピンク色の可憐な花を見つけました。フウロソウのようですが、定かではありません。
グーグルレンズで検索すると、ハクサンフウロがヒットしました。しかし、高山植物です。九州西部の標高200m付近に自生しているとは思えません。葉の形に着目すると、切れ込みの少ないやや丸みを帯びた形をしています。図鑑では、ゲンノショウコの葉は、掌状とあります。フウロソウの葉は、は掌状で細かく、深く5裂、さらに2~3中裂しており、裂片部分の幅が広いのが特徴です。とあり、深く裂けている点が異なります。これらのことから、ゲンノショウコであると特定しました。
レンゲショウマ
レンゲショウマ(蓮華升麻、学名:Anemonopsis macrophylla)は日本特産の1属1種の花。キンポウゲ科、レンゲショウマ属の多年草。とあります。学名からは、アネモネとも読み取れます。アネ モノプシス マクロフィーラと発音するのでしょう。
あさドラ!「らんまん」に出てきたキレンゲショウマがどんな植物なのかと思って調べてみました。すると、青梅の御岳山に、日本最大のレンゲショウマの群生地があることがわかりました。ならば行かねばとなるのは、都民としては、自然な流れでしょう。
http://rengeshoma.guidebook.jp/
レンゲショウマの黄花がキレンゲショウマかと思いきや、
キレンゲショウマはアジサイ科に分類されています。
レンゲショウマの名前は、花が蓮に葉がサラシナショウマ(更科升麻)に似ていることに由来します。 清楚で、安らぎを感じる神秘的な美しさを秘めた花です。
kirengeshoma palmata Yatabe)はアジサイ科キレンゲショウマ属の多年生の植物。レンゲショウマに似ていること ...
クサギ
散策の途中でひときわ目を惹く白い花が咲いていました。葉の様子から、クサギであることは確かなのですが、果たして、花を近くで見たことはありませんでしたから、半信半疑、つぼみの形は、そばの実に似ています。花が開くとこんなに美しい幾何学的な形になるものなんだと一人感心してしまいました。花の形はというと五角形の中にできる中心線とでもいうべきか中心角72度?の5弁花です。クチナシの花にも似ています。
また、頭が??になるような樹木に遭遇。葉や枝はクサギのようですが、花がまったく異なるのです。スマホで撮影し、グーグルレンズに頼ってみました。
候補に上がったのはアカガシワ。
どうやら間違いなさそうです。昔西日本では、この葉は、まんじゅうをつつんだとあります。くクサギの葉には、臭みがあるはずですから、アカガシワには、臭みがないということになります。
同じように見えて特徴がこんなに違うとは驚きでした。
イワタバコ
イワタバコ
佐世保市吉井町にある「お橋観音」 は、桜の名所として有名です。
観音寺の奥庭から見上げると、中空にかかる二本の橋があります。天然の架け橋です。これが、名前の由来となっています。何年か前に桜を見に行った折に、夏には「イワタバコ」の花が咲くと言う表示を目にしたのでした。調べるとカタクリの花を小さくしたような可憐な花が咲くことを知りました。では、花期になったら、見に来ようと心に決めたのでした。
その後自身の入院やらコロナ禍などでなかなか見に行くことができなかったのです。そして、2023年7月 やっと、お橋観音を訪れることができたのでした。今年は早く夏がやってきている感じでしたので、花期を過ぎているのではないかと心配でしたが、砂岩の岩壁に見事な群落を観察することができました。紫色のユキノシタに似た花が散りばめられたように咲いていました。
花は、どことなくナスの花に似ています。
jpBee's Nest 1206
21120内検japanese Bees'nest